2003/12/27来年もさらなる飛躍を期して頑張っていきます
 21世紀を迎えて、はやくも3年が終わろうとしています。20世紀は戦いと変革の時でした。
21世紀は地球の未来を見据えていかなければいけない時代です。イラクへの自衛隊派遣、北朝鮮拉致被害者の問題など、クリアされるべきことは山積していて、大変な世の中ですね。

これといってお役に立てそうなことも考えつかないのですが、小さい頃からずっと生活の大半を捧げてきた音楽を通じて、少しでも人々の心に残る演奏をしていくことしかないのかなと思っています。
その意味でも、14,15年度と関わってきた音活の仕事で、東京ばかりでなく、色々な地方を訪問し、様々なプログラムを考えたり実行したりできたことは、楽しくもあり有意義な活動でした。

12月初旬の恵那市でのプログラムはシャガールの巡回展とのコラボレーションでした。
「版画家としてのシャガール―夢想と追憶のポエジー」と題して、シャガールの版画を見ながら、それに触発されてプログラミングした私の演奏を聴いて頂きました。
HPに、他県からわざわざご来場下さった方から、下記のような内容のメールを頂きました。

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「シャガールの絵画とのコラボレーションの印象はといいますと、今まで、いろいろなコンサートに行きましたが、今回のような企画は初めてで、とても印象に残りました。
バイオリンの音色とシャガールの絵が重なり合い、一枚の絵からいろいろなことが想像できるのだなあと感じました。また、とても幻想的というか、音色のキャンバスに色がついたような感じがして、目と耳で、よりいっそう曲と絵が印象的になりました。
シャガールの絵画や絵里子さんの演奏から受ける印象は人それぞれ異なるとは思いますが、聴き手側は、演者に ある程度方向付けされた その曲と絵のイメージで、いろいろな感じ方ができたと思います。とても素敵な企画でした。」

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勝手にご紹介してごめんなさい!でも、大変嬉しい感想でしたので、このように感じて聴いて頂けたら、演奏者冥利につきるというものです。
有難うございました、とこの場を借りてお礼申し上げます。

大晦日みなとみらいホールでジルベスタ―コンサートで、行く年来る年です。加羽沢美濃さんの作曲「月のオーラ〜12のヴァイオリンのための」他を弾きます。黒柳さんに代わって、今年から朝岡聡さんの司会で22時から1月1日の0時15分まで。

今年1年も、沢山の演奏会にお運びくださったり、メールで感想や激励を頂いたり、本当に有難うございました。
皆様が、新しい年を平穏で健康に迎えられますようにお祈りしています。
また、来年もさらなる飛躍を期して頑張っていきますので、 礒 絵里子をどうぞよろしくお願い致します!


2003/11/29今回は盛りだくさん!根性入れて読んでね。
11月も素早い動きで前進。師走も目の前ですね。11月の演奏会は地方公演が多かったので、楽しかったり、忙しかったりの1ヶ月が、あっという間に飛んで飛んで飛んで行きました。

まずは、りゅーとぴあ新潟での1コインコンサート。これはとてもユニークな企画だと思うのですが、当日500円コインを握り締めて会場に行けばOKという演奏会で、クラシックファン、普段クラシックをあまり聴かない方の両方に受け入れられる企画。私のリサイタルで9回を重ねています。
既に新潟の皆様に定着してきているようです。
以前にオファーを頂きながら、スケジュールが合わなくて、今回やっと出演させて頂け、張り切って登場。
前日にピアノの加藤君と車で新潟入りし、本当に素晴らしいコンサートホールでリハーサルさせて頂きました。
キャパシティ2000人の大ホールですが、舞台を囲むような感じに客席が設置されていて、聴衆との親密感もあり、響きも最高!
4時間の運転の疲れも吹き飛びました。途中の関越道の紅葉がちょうど真っ盛りできれいでしたよ。

舞台でリハ中

リハーサル後の夜ご飯はスタッフの皆様とお寿司を。これがまた美味しいのです。
10月にアウトリーチでこちらにお邪魔した時にも連れてきて頂いて、体験済みの美味なるお店でした。
初新潟の加藤君はのどぐろがお気に召したようでした。
私はお寿司もさることながら、スタッフの温かさと、様々な企画を練ってソフト面の充実で、クラシックを定着させようとの意欲に燃えている、その熱意が本当に素晴らしいと思います。
良いホール、つまりハードがあっても、なかなかソフトが・・・というところが多いのが日本の現状なのですが、ここは本当に両方のバランスが取れているなあと感じました。
当日はまたしても雨が・・・。そのうえ、実はアルビレックス新潟の昇格がかかった大事な試合が、新潟の誇るサッカー場・ビッグスワンで開かれる日とぶつかるの巻!?集客がやや不安だったのですが、沢山の方がビッグスワンを蹴って?!いらして下さいました。
アルビレックスはJ1昇格決まったそうで,おめでとうございます!!!
「親子で楽しむ」とサブタイトルがつけられているように、10月に学校訪問した時の小学生の皆様と親御さんにもリラックスして楽しんで頂けるように、トークを交えてクライスラーから何曲かと、ファリャの7つのスペイン民謡、チャイコフスキーのなつかしい土地の思い出、ワルツ・スケルツォなどを演奏しました。


終演後のサイン会にも長蛇の列ができ、CDを持って行かなかったのが残念でしたが、一言ずつでも、お客様と直接お話ができて、温かいお言葉も沢山頂き嬉しかったです!


サイン会後のロビーにて、加藤君と熱心な企画課の皆様とご一緒に

このシリーズを企画した中尾さんから、後で伺ったところでは、10月に訪問した小学校の生徒さんたちが親御さんと72名もいらして下さっていたそうです。この中の子供たちがこれからもクラシックを聴いてくれるように、切に祈ります。
アンケートでも大変好評だったと伺いました。嬉しさ、さらに倍増。
このホールには内外の沢山のアーティストが出演し、舞台袖の壁にはサインが一杯。
また来て下さいとおっしゃって頂いたので、是非また来たいです!と念、いえ、心を込めつつ、私も加藤君と隙間に書かせて頂きました。

さて、帰京後次の週は九州は博多から南下した筑後でのアクティビティ。川沿いの宿に雨の中投宿しました。なかなかいい感じのお宿でした。
初日は水洗小の2年生のみんなと、中ノ島の楠の森に行って、樹木医・野口先生のお話を聞いて、私が演奏。
そうそう、前日筑後入りした時は雨で、(実は新潟でも・・・またまた・・・)「明日も雨だったら雨天禁止だよ〜どうしよう。」とみんなで話していて、今回のスタッフでは雨男&女対晴れ男&女がちょうど半分ずつだったので、対決!!ということになりました。
が、結果は快晴!こんな負けならいつでもOKです。外で演奏するのは生まれて初めてでしたが、やや風がきつかったものの、木に囲まれているのでいい気分。子供たちが「風と合奏してるみたい」とか言ってくれて、詩人だなあ。。。と子供達の感性に感激。
コーディネーターの能祖さんが絵本を読んで、みんなで聞いて、また私が演奏。その後学校の教室に戻って、ミニコンサートしました。
みんなが教室を葉っぱで飾ってくれていて、すごくかわいかったし、秋を感じるひとときでした。ここでも、絵本と音楽のコラボレーションを初体験。
みんなもはじめて聞いたみたいですが、楽しんでくれたみたいです。
夜は筑後ロータリーの皆さんの前で演奏。皆様楽しんで下さったようで、アンコールにチゴイネルワイゼンを所望されてました。
ピアノ譜がなかったのでさわりだけ演奏しましたが、喜んで下さいました。

次の日は3つの小学校を訪問しました。この日は5,6年生で、みんな活発で、質問も沢山でたり、バイオリン体験コーナーでも大勢手を上げてくれました。いつも時間の都合で全員に触ってもらえないのが本当に残念です。
「バイオリンやってみたいってお母さんに言ってみる〜」といってくれた子が何人かいて、またまた感激。私自身も感じるのですが、ヴァイオリンを弾くことで、思わぬ出会いがあったり喜び、幸せ、辛さや悲しさ、様々なことを体験でき、成長していけると思うのです。音楽の力を多くの子供達が感じ、また信じてくれたら嬉しいです。
最終日のサザンクス筑後でのコンサートは、これまた私としては初の試みピアノとバイオリンで「ピーターと狼」。
子供の時に音楽会で聴いた時のワクワクした気持ちを表現できたらと思いました。結果、子供たちのみならず親御さんからの反応も大変よくて、嬉しい限り。
その上さらに嬉しかったのは大勢の方がアンケートを書いてだしてくださったのですが、
その中で,メインのピーターと狼が好評なのはもちろんですが、前半で弾いたドビュッシーのソナタにも大きな反響がいただけたことです。またこの曲は恵那市の美活でも弾きます!

今回のインフォは長編です。

さて次の週は沖縄!!!「沖縄県のへそ」宜野座村(ぎのざそん)にお邪魔しました。ここではチェロの唐津さんとピアノの鷲宮さんとのベートーベン「大公」トリオがメイン。
レコーディング以来約2年ぶりでした。
那覇空港に降りたったらなんと27度!!全員「暑〜い。」と一気に沖縄モードに。ここでは2日間で3箇所の小学校と、福祉センターでアクティビティ。スケジュール的には筑後より楽でした。
午後早めにアクティビティは終わるので,ちょっと休んで,ホールでリハーサルをして,
さて、ここから宜野座村のタラソセンターに!ここは海洋深層水のプールとお風呂(ジェットバスやらサウナやら。。。)があって、水着着用で入るのですが、温泉は好きで良く行きますが,海洋深層水は初めて。
入ったら、まず傷口がしみるのにびっくりしましたが,気持ちが良かったです。
みんなで思わず2日連続で行ってしまいました。2日目には次の日のコンサートの宣伝をかねて、ゲリラライブをさせていただいたら,快く喜んで弾かせてくださって、沖縄の人の懐の深さを実感。

沖縄のみなさんは沖縄伝統芸能が盛んで皆さんなんらかの芸をなさるからか、バイオリンやチェロにも興味を持ってくださったようです。アクティビティでは同じ弦楽器ということで、三線と比べてみたり,一緒に弾いてみたり。弾いてくださったのはがらまんホールの當眞さん。
本コンサートのアンコールでも登場して頂いて,みんなで「てぃんさぐぬ花」を演奏しました。
また是非行きたい!!!と大盛り上がりで帰ってきました。
沖縄の料理も元々私は好きなのですが、本場はやはり美味しかったです。
フーイリチーが一番みんなのなかで好評だったかな。泡盛も宜野座の近くの金武(きん)町の「龍」というのを買ってきました。おいしいです。。。
しかし羽田に着いたらあまりの寒さにびっくり。。。。日本は広い。

12月に入りますと、
〜一足早いクリスマスコンサート 礒 絵里子があなたをシャガールの世界へといざないます。〜
と題して、12月5日午後6時半から中山道広重美術館の1Fメーンラウンジにて無料の演奏会があります。
そして、6日午後1時半からは恵那文化センターにてリサイタルをやります。
これも釧路の時と同様色々練ったプログラムを考えました!
シャガールの絵と合う曲。。。と思って色々考えていたら,また自分で自分を苦しめる(?!)
ことになりそう。。。練習しなくては。
なにはともあれ、ヴァイオリンが奏でる豊かな音色にあなたも触れてみませんか?恵那市近郊の皆様どうぞいらして下さいね。


2003/10/30人生とは精進を積み重ねることなり・・・とかね

急速に秋も深まり、紅葉狩りやきのこ狩りに人々が山に分け入る季節。
また、秋は芸術意欲も燃え盛る季節!10月に入って大変多忙な毎日でした。
まずはドレスをデザインしてもらっているKAORUさんの陶器のエキジビションに賛助出演。
モデルさんや彼女デザインの服を着たモデルさんとKAORU製作の陶器に囲まれて、とても素敵な楢原邸での演奏です。


次のデュオでの コンサートはデュオコーナーにて。ソロでの大事なリサイタルはお誕生日の翌日18日でした。
ちなみに去年はチェコフィル室内管との共演でやはりお誕生日はリハーサルでした。
来年はコンサートになりそうです。

三鷹市文化センター風のホールでのリサイタルには沢山の方にご来場頂き、本当に有難うございました。
なかなかホールで練習というのは当日のゲネプロ以外では出来ない場合が多いのですが、大先輩の田崎悦子さんと前二日間、ホールでの入念なリハーサルを重ねることができて、お互いの理解を深めた演奏会になりました。
沢山の方々に好評頂き、大変幸せです。終演後の懇親会でもお話しましたが、特に最後に演奏したバルトークは、田崎さんの胸を借りると決まったときから、是非この曲をご一緒にと思っていましたので、お互いの感性をぶつけ合っての入魂の1曲となりましたし、聴衆の評判も一番良かったようです。

(写真は終演後の舞台袖で、簡潔で分かりやすいと大好評の監修&ナビゲートをして下さった、日経の池田さんと3人で。)

終演後には、地下レストランで交流パーティがあり、こちらにも沢山の方が参加して下さり、飲んで食べてお話もできて、大変楽しい一日でした。
いろいろな意味で放心状態だったので、せっかくのファンの方との交流のチャンスでしたが、燃え尽きてしまったのか、ボーっとしていてあまりお話ができなくて申し訳ありませんでした。
でも、何人かの方が、とても熱心なヴァイオリン愛好家の方々であったり、ご自分もヴァイオリンをお弾きになっていらっしゃる方であることが分かり、大変嬉しかったです。ヴァイオリンという楽器を愛して下さり、興味を持って下さる方が、今後もどんどん増えていくように、微力ながら頑張りたいなと思います。
その中のお一人、藤田さんのHPの日記に感想をUpして下さったそうで,相互リンクをとのお申し出がありましたので、リンクさせて頂きました。
ご覧になって下さいね。

ここをクリック:Silver-Tone 藤田将也のヴァイオリン情報サイト

交流パーティの後には,美味しいワインあり!の言葉につられて、田崎さんの隠れ家になだれ込み、さらに打ち上げて、真夜中に帰宅。
疲労困憊ながら、前日がお誕生日だったため、皆様から頂いたバースデープレゼントや、お花を、ひとつひとつ有り難く拝見して、幸せな夜が明けていきました。
今回の演奏会がヴァイオリニスト→演奏家→音楽家→芸術家→素晴らしい人間……への階段を上る一歩となるように、今後も精進を重ねていくつもりですので、どうぞ温かくまた厳しく見守って下さい。

11月8日に素敵なリュートピア新潟のホールでの「ワンコインコンサート」に出演します。掲示板にも書きましたが、そのプロモーションもあってリサイタル後の先日新潟にお邪魔して、小学校でのアクティビティ、FM出演などしてきました。
リュートピア新潟の担当者からのお知らせで、ホールのHPに私が訪問した小学校の生徒さんの親御さんからのお礼メールが来たそうで、アウトリーチのアクティビテイの成果が現れていることに、大いに感激しています。
リュートピア新潟HPの意見箱、下記です。

ここをクリック:りゅーとぴあ(新潟市民芸術文化会館)

新潟地区の方、是非ワンコインコンサートにお越し下さい。ビギナーの方大歓迎です。お魚の美味しい(&お酒も・・・)
新潟行きを楽しみにしています。その翌週は九州の筑後市、そのまた翌週は沖縄にお邪魔してのアウトリーチの活動です、皆様どうぞよろしく!


2003/09/17ヴァイオリニストが天職であることを実感・・・
2ヶ月近く更新があいてしまいましたね。夏休みに一体何してたんだ!!
と言われてしまいそうですが、結構忙しい日々だったのです。
8月の初旬には大阪でピアノの中川賢一さんと(財)地域創造の「公共ホール音楽活性化事業」公立文化施設職員等の関係者を対象とした「芸術を体験してみよう!」と題するワークショップを行いました。
芸術(音楽)が有する可能性について体験・実感していただき、地域創造の理念である全国の素晴らしい公共ホールを活性化させることの一助になればとの試みです。
あれ!!ちょっと言葉が固いですね。そういう風に書いてありましたので・・・丸写ししてみました。。。
中川君がピアノの弦をバイオリンの弓の毛で弾いたり、マレットでたたいたり。。など普段見られないピアノの可能性を探り(!?)私も中川君にのせられて即興にチャレンジしたり、最後は参加者とともに作る「中ノ島コンチェルト」で幕を閉じたのでした。

ところで、この一年半、(財)地域創造「公共ホール音楽活性化事業」の登録アーティストとして、様々な形で関わってきて感じたこと、得たことの大きさは測りしれません。今の年代で得られる最良の財産かもしれません。
小中学校、一般家庭、老人ホーム、病院、養護学校など様々な場所に出向き、聴衆と非常に近い距離感でクラシックを聴いて頂き、また楽器のこと、音楽のこと、自分の事をお話ししました。そして、ダイレクトに返ってくる反応を感じ、音楽を共有するひととき、感動という言葉では表現しつくせない何かが、確実に私の中に蓄積されています。
この財産は、今後もホールで演奏する時の活力となり、ヴァイオリニストという職業が天職であることを実感させてくれるでしょう。
今この時期に、このような経験ができることは幸せです。アーティストと聴衆との触れ合いの大切さを学びました。
あと半年で、任期(とは言わないか?!)は終わりますが、これからも自分で色々やっていけたらいいなあと思います。

なーんて、いつになく真面目に考察してみました。いつも全国で美味しいものを探してるだけじゃないんですよ〜。私だって!
今回の釧路の美術館でのコンサートも、私もアイディアを出し、面白い試みをしました。
この釧路でのコンサートは「版画家としてのシャガール 〜夢想と追憶のポエジー〜」という全国4箇所で行われる巡回展の釧路での初日に行われました。(ちなみに12月にお邪魔する恵那市もこの巡回展の一環です。)
せっかくのシャガール展ですから、コンサートの前半は普通のコンサート、後半はシャガールの絵と曲を絡めてやりましょうということになり、ピアノの田村さんと色々考えて、プログラムを決めました。
釧路市美術館の学芸員角田さんがシャガールについて少しお話してくださり、そのあとに田村さんが朗読して、我々が演奏しました。
シャガールというと、最愛の妻、ベラ。彼女を描いた作品が多いですが、その中から「わが妻に」という作品をスライドで写しながら、エルガーの「愛の挨拶」を演奏したり、チャイコフスキーの「瞑想曲」と「私と村」という作品。というように、我々のイメージする曲と絵をオーバーラップさせてみました。
私はこのような形態のコンサートは初めてだったのですが、思いの他うまくいったような気がします。
今回は無料のコンサートだったので、ふたを開けてみるまではどのくらいお客様がいらしてくださるかも分からない状態だったのですが、大勢のお客様、また小学校にチラシを配布したとのことで、小学生が沢山来てくれて、急遽予定になかった「ヴァイオリン教室」もコンサートの途中で開催したり、思い出に残るコンサートとなりました。

こういった、各施設で積極的にクラシックを広めるアウトリーチの活動は、近い将来きっと実を結んで、クラシックの活性化に繋がると信じています。
自然淘汰ではないですが、必ず良いものは残っていくのですから・・・。沢山の音楽が生まれ、同時代に生きた人々に受け入れられたり、受け入れられなかったり。そうして、時空を超えて、現代に生き続けている音楽家たちの足跡を、演奏という形で皆様にご紹介できる幸せを感じながら、また秋のシーズンに私の音をお届けします。

10月18日のリサイタルは「唱・歌・詩・唄」をテーマに、大先輩田崎悦子さんの胸を借りて、等身大の私を聴いて戴きたいと思っています。
ハンガリー民謡に主題を取ったバルトークの「唄」ドイツ・リートの伝統を生んだベートーベンによる「歌」元来はヴォカリースであったプロコフィエフの「唱」など、ヴァイオリンとピアノで奏でる数々の「うた」の饗宴です。
沢山のコンサートが毎日開かれる秋ですが、皆様の心に残るコンサートにしますので、是非お運び下さい。
現在八ヶ岳山麓にお住まいの田崎さんを、8月中旬訪問させて戴きました。長くニューヨーク在住でいらして、今緑が一杯の贅沢な空間で芸術を友として生活していらっしゃること、凄く羨ましく、私も将来は・・・と思いました。
田崎さん特製ハンバーグは八ヶ岳の土と木の香りがしました。今週いよいよリハーサル。練習しよっと。

リサイタルは14:00から三鷹市芸術文化センター風のホールです。終演後は交流パーティも開かれますので、いつもはドタバタ撤収でなかなか皆様との触れ合いの機会がありませんので、私も楽しみにしています。
どうぞよろしく。


2003/09/0911月3日神奈川文化賞・スポーツ賞祝賀演奏会に希望者ご招待 
11月3日(月・祝) 贈呈式 13:00〜14:00 祝賀音楽会 14:30〜15:30

第52回神奈川文化賞・スポーツ賞贈呈式・祝賀音楽会
◆管弦楽:神奈川フィルハーモニー管弦楽団
◆指揮:現田茂夫
◆ヴァイオリン:デュオ・プリマ(礒絵里子、神谷未穂)
◆曲目:
ヘンデル/組曲「水上の音楽」(ハーティ版)より
バッハ/2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ単調
リスト/ハンガリー狂詩曲第2番
サラサーテ/ツィゴイネルワイゼンほか

◆申込み方法:
往復はがきに希望人数(1枚につき2名様まで)、行事名・郵便番号・住所・氏名・電話番号を明記の上、10月10
日までに下記送付先まで。抽選で2000名様ご招待。
◆送付先:
〒231-8588(住所記載不要)
県民部文化課「祝賀音楽会」係

お問い合わせ: 神奈川県県民部文化課文化事業班  045-210-3808


2003/07/26大阪国際会議場でワークショップ開催![無料] 。関西の方ぜひ来てね。
月に一度の更新を目標としているのですが、
少しずつ少しずつ遅くなっていくような。。。?
確か最初のうちは月初めに更新していたのに〜。
さてさて、プリマボードにも少し書きましたが、いろいろ補足しつつ近況を。
デュオの事はデュオコーナーにて。

7月に入って渡辺玲子さんがコンチェルトを弾く演奏会に弦楽オケでのりました。
この弦楽オケは学生の時の同級生や、その前後の人たちが沢山いて、同窓会状態でした。
弦楽器は仕事でこうして同級生に会えるので、いいですよね。
ひさびさにご飯を食べにいったりしました。
渡辺玲子さんは素晴らしい演奏でした!
個人的にはハルトマンという人のコンチェルトが好きだったなあ。

13日には兵庫の温泉町で高橋多佳子さんとのコンサート。
ボードにも書きましたが、弦が切れて、一時中断。
これも湿気のなせる技か。。。
でもそのお陰もあってか(?!)「いい意味で記憶に残るコンサートになりました」
とのメールを頂いたり。。。
高橋さんと終わってからゆっくり温泉につかって色々お話しました。

温泉町夢ホールでのコンサート終了後のサイン会にて、高橋多佳子さんと。


次の日は東京でCS日本の「本、よみうり堂」の収録。
司会は坂田明さん。凄くいい方でした〜。
この収録が入ったので、飛行機を朝一番の便に変えたのですが、以下高橋さんと私の会話:
えりこ:「明日CSの収録が入ったので、朝の便でお先に帰るんです〜」
たかこさん: 「それって何の番組?」
え:「本を書いた作家さんと、私と坂田さんで何か話すらしい」
た:「それはもしや、『本、よみうり堂』じゃない?!?!私もやったよ〜〜!!」
え:「!!!」
ほんと、嬉しい偶然でした。
おまけにこの番組のディレクターさんが知り合いのだんなさん(新婚さん)だったり、世の中狭いね〜シリーズでした。

次の週は一泊でピアノの田村緑さんと地域創造小澤さんとで釧路のコンサートの下見&打ち合わせに。
市場でご飯をもらって色々なお店で好きなものをチョイスできる「勝手丼」というのが凄く美味しかったです!
ちなみに私のチョイスはうに、いくら、中トロ、ぶどう海老(ボタン海老より美味しいと薦められた)えーとあとなんだっけなあ?あ、ホタテでした。これも甘くておいしい。。。
9月も楽しみです!
コンサートの打ち合わせももちろんバッチリ!(メインイベントですからね)です。
しばらく演奏会はありませんが、秋に向けて始動しないと。。。

ソロで皆さんにお会いできるのは8月8日の大阪でしょうか。
これは地域創造さんの「音活」を皆に知ってもらおう!ということのようで、ピアノの中川君とワークショップをします。場所は大阪国際会議場。
詳細未定、、来てのお楽しみ!!
中川君の演奏も凄いですよ〜。関西地区の方ぜひいらしてくださいね〜。


2003/05/150000アクセス記念プレゼントに沢山のご応募ありがとうございました!

お蔭様で、このホームページも50000アクセスを超えて、多くの方々に見て頂いているようで、嬉しいです。
記念プレゼントにも本当に沢山のご応募を戴き、コメントもお寄せ戴いて、またこれからの演奏活動の励みになります。ありがとうございました。ひとつひとつコメントも拝見して、厳正に選ばせて戴きましたので、これから当選者5名の方々には送付させて頂きす。
残念ながら今回は外れてしまった方々、演奏会ではCDを販売することが多いので、是非サイン入りをお求めにいらして下さいね。
また60000ヒットの時には、何かプレゼントを考えますので、今後もどうぞ訪問して下さい。月に一度の更新ですが、あっという間にやってきまして、今回も宮崎音楽祭に長く出演していましたので、大分更新が遅れ気味ですね。。。。すみません。


写真は4月末に北鎌倉の東慶寺本堂で無伴奏ヴァイオリンの演奏会をさせて戴きました時のものです。
新緑のお庭はとても綺麗で静寂そのもの。本堂での演奏とお話は、いつものホールとはまた違った親密感がありました。

さて、宮崎に行く前には、公共ホールネットワーク事業の一環で、各地のホール関係者が東京に集まって、その前で我々登録アーティストのプレゼンテーションがありました。どのようなコンサートになるか、したいか、できるかを、アピールする場です。
その結果、新潟、福岡、沖縄、北海道、富山、などでのコンサートが決まりました。
初めての場所が多くて、とっても楽しみです。

宮崎国際音楽祭は、徳永二男総合プロデューサーのもと、今年もキャスリーン・バトル、ピンカス・ズッカーマン、ジャン・ワン、リン・ハレルなど国内外の一流海外アーティストが勢ぞろいで、素晴らしい音楽祭が繰り広げられました。
合奏団メンバーとしても、同じ舞台での一流アーティストの演奏には、触発されるところ大で、またしっかり勉強させて戴きました。
ジャン・ワン、リン・ハレル氏とチェロのソリストが続きましたが、まったくタイプの違うお二人で、非常に面白かったです。そしてどちらもすばらしい演奏でした!
宮崎はご飯がおいしい事でも有名。観光などのできない私たちの楽しみといえば、練習後のご飯!音楽祭の模様は私が今回まったく写真を撮らなかったので(すみません、、、)N響ホルン奏者の山本真さんのHPにたくさん写真が掲載されてますので、ぜひご覧下さい!

梅雨入りもそろそろで、楽器にとってはちょっと可哀想そうな季節。でも日々緑も濃くなって、来週は但馬で1週間アクティビティがありますが、きっと山も綺麗でしょう。ちょうど蛍の出る季節だそうで楽しみです。
皆様もお元気で、よろしかったら30日お昼12時に文京シビックホールホワイエでお会い致しましょう。
入場無料ですので、お気軽にお越しください!!雨でないといいですね。


2003/05/1ゾクゾクするほどエキサイティング!!演奏家冥利につきる時です。

13日のサントリーホールでの演奏会には沢山のお客様にご来場いただき、本当に有難うございました。
満席の聴衆とマエストロコバケンの熱い思いが会場を満たしている中、今までで一番リラックスして(というと変かもしれませんが、心は充実して、身体はリラックスして)ブルッフを弾くことができたような気がします。
聴衆と心がひとつになる瞬間というのは、ゾクゾクするほどエキサイティングで演奏家冥利につきる時です。
その幸せを与えて頂き、お客様、マエストロ、日フィルの皆様と音楽の神様に,心からお礼を言いたい気持ちです。
楽屋を訪問して下さった方、またHPにも沢山の温かいお言葉を寄せて頂きました。
この場でお礼申し上げます。

終演後お着替えになった終始温かいサポートをして下さった、マエストロコバケンと


さて、ブルッフのあとデュオのお仕事を終え、ほっとして次の演奏会まで少し休養と思っておりましたら、急なオファーの打診がありました。チャイコフスキーコンクール第2位の川久保賜紀さん急病のため出演不可能となった名古屋国際音楽祭オープニングガラコンサートへの出演です。
同じブルッフを名古屋フィルハーモニーと弾かせて頂けるとのこと、即了承し、翌日には名古屋入り致しました。
小林先生がご推薦下さったとのことで、そのお心に十分答えられる演奏をしなければと身の引き締まる思い。
指揮の藤岡幸夫さんとは初対面でしたが、ダンディで気さくな方で、音楽作りも丁寧に打ち合わせして下さり、本番を迎えることができました。

打ち合わせ中の藤岡さんと

 

名古屋市民会館は9月にデュオでNHKの録画取りが行われたホール、今回も沢山のお客様に恵まれ、集中して演奏することができました。
ガラコンサートということで、他の出演者も豪華で、素晴らしい演奏を聴かせて下さいました。


写真は終演後の楽屋で、藤岡さんを囲んでソプラノの足立さつきさん、テノールの錦織健さん、ピアノの及川浩治さん

主催のCBCの方、川久保さんの事務所の方々にも、温かいお言葉を頂戴し、またデュオでの名古屋イベントにいらして下さったファンの方がお花を持って来場して下さり、とても嬉しかったです。名古屋の名物ひつまぶしも美味しくいただきました。

その後クローズのコンサートですが、鎌倉の名刹東慶寺で無伴奏ヴァイオリンの演奏会があり、ヨーロッパではよくあった教会でのコンサートを思い出しました。ヴァイオリンの音が本堂にあんなにしっくり馴染むとは!と言って下さる方々が多く、私もヴァイオリンとお堂と、同じ木で出来ているものだと相性がいいのかなあ?と思いながら弾いていました。
来月は宮崎国際音楽祭に行きます!


2003/03/31無垢な心で真っ直ぐに聴いてくれて本当に有難う!
花粉の飛翔と一緒に移動の1ヶ月が終りました。デュオでの演奏会も旅が多かったのですが、ソロでは公共ホールネットワーク事業のOBで、毎年この事業を続けていらっしゃる(えらい!!)『TAJIMAクラシックパーク「但馬にクラシックの種をまこうよ」』と題されたアクティビティの為に、2月の後半1週間但馬に滞在して、十数カ所の学校や老人ホーム、公募の一般家庭などで演奏する機会がありました。
1日に3箇所ほど回るので体力的にはハードでしたが、御世話下さった藤田さんはじめスタッフの方達に助けられ、また聴いて下さった皆様の温かい反応がなによりも嬉しく、充実した日々でした。
 小学校での演奏では、初めて間近にヴァイオリンを見たり、聴いたりする子供達が多く、ダイレクトな可愛い反応があり、とても私も楽しかったです。質問コーナーでは、あっと驚くような問いかけもあり、子供達の持つエネルギーに触発されることも多かった1週間でした。
3月21日には再び但馬にお邪魔して、今度は生野町マインホールでピアノの川井綾子さんとの演奏会がありました。
訪問プログラムで知り合った子供達やお母様方もいらして下さり、再会を嬉しく思いましたが、
翌日にデュオでのコンサートがあるので、終了後すぐに佐賀に移動しなければならず、
ドタバタと車で姫路まで送って頂き、翌日の新幹線で無事佐賀入りできました。


○写真は東河小学校の生徒さんたちの前での川井さんとの演奏、そして真剣な眼差しで聴いてくれた生徒たち。

○大蔵小学校での演奏とやはり熱心な聴衆の子供達。


○梁瀬小の子供達がヴァイオリンに初挑戦!
○中川小学校で弓の持ち方の指導

他にも糸井小学校、枚田小学校、竹田小学校、栃原小学校、奥銀谷小学校、和田山養護学校、 工業団地の皆様ともふれあいコンサートが出来ました。
養護学校の音楽の土本先生がクラリネットで飛び入りで参加してくださって、川井さんと3人でノリノリで演奏したり、といった嬉しいハプニングもありました。
先日、小学校の生徒さんたちからのお礼のお手紙を戴きました。
1年生,2年生、3年生、4年生とそれぞれの言葉で、あまりにも可愛い感想やお礼を書いてくれて、私の琴線に触れまくってしまいました!
一人一人に私からもお礼の手紙を書きたいけれど、ここでも言わせて頂きます。
みんな、無垢な心で真っ直ぐに聴いてくれて本当に有難う!
クラシックを身近に感じてくれて、この中の何人かの子供たちは、もしかしたら将来もクラシック音楽を聞き続けてくれるかもしれないし、お家に帰って家族にお話しして、興味を持ってくれる人が広がるかもしれません。
確実に但馬にクラシックの種はまかれています。

さて、これからはサントリーホールでのブルッフに向けて、私も初心にかえって頑張ります。
チケットも完売(!!)だそうですので、丁寧に曲を仕上げて聴衆の皆様も私自身も
楽しめるように演奏できたらと思っています。


2003/02/221年振り訪問のヨーロッパ ! ところが・・・
2003年も2ヶ月が過ぎる・・・速い速い! 
1年振り訪問のヨーロッパから戻ってきまして、翌日にはテレビ朝日の「題名のない音楽会」の録画がありました。なんとブリュッセルでも活躍していたジプシーヴァイオリンの名手、ロビー・ラカトシュ氏との共演で、彼からジプシーヴァイオリンの奏法を学ぶ!というコンセプト。彼の演奏はスイスのヴェルビエ音楽祭でも聴き、その凄さは知っていましたが・・・。この話題はデュオ・プリマコーナーで詳しく。


ラカトシュと司会者羽田健太郎さんとアナウンサー村上祐子さんと          本番風景です

パリの未穂宅に3泊して、懐かしいブリュッセルへ行きました。ところが、どうも調子がイマイチと思っていたら、またまた高熱が出てダウン。殆どブリュッセルの家で寝ていたので、しまらないヨーロッパヴァカンスとなりました。
丁度、オイストラフ先生のクラスコンサートがあったので、久しぶりの師弟ご対面・・と思い、熱を押して音楽院ホールに先生をお訪ねしまして、ご挨拶ができました。
昨年に「大公」トリオと「カスタ・ディーヴァ」のCDをお送りしてあったのですが、クラシックの王道をいくCDと映画音楽等沢山の人が喜んでくれる2種類のCDが出たことは、とても良かった、絵里子の活躍が嬉しい、と自分の事のように喜んで下さり、嬉しかったです。
懐かしい顔ぶれにも会え、Happyでしたが、どうも具合がいまひとつで、また戻ってひたすら寝たりしておりました。
いろいろ遊ぶ計画でしたが、結局殆どの時間を体力回復に使って終り。。。。でも、後半日本から訪ねてきた友人2名、チェロの大橋純子、ビオラの谷口真弓ご両人にブリュッセルの良さを知ってもらいたい!と、あちこちお連れしました。
二人ともブリュッセルを気に入ってくれたみたいで良かった!

明日からの1週間は、3月21日に生野町マインホールで行われる演奏会に先駆け、兵庫県但馬の「但馬にクラシックの種をまこうよ」の事業の一環として十数カ所での訪問プログラムをこなしてきます。
但馬牛食べられるかしら。但馬の皆様よろしく!


2003/01/22今年もどうぞ宜しくお願い致します。
12月15日川口リリアでのジュネスのリサイタルは、雨女の私としては珍しく、晴天に恵まれ日曜日。
マチネのひとときを沢山のお客様がお運び下さり、温かい応援でピアノの加藤君と楽しくアンサンブルができました。
写真は終演後のロビーで聴きに来てくれた未穂と30日のSTBで共演するマリンバの石原信輔君と。

プリマボードにも書きましたが、昨年末の怒涛のコンサートが一段落したら、高熱が出てクリスマスも寂しく寝こんで過ごしました。31日のみなとみらいでのジルベスターコンサートまでになんとか良くなり、夜9時半から元旦1時までの長丁場のコンサートでしたが、大勢の神奈川ゆかりの共演者の皆様と満席の客席の皆様と新年を賑やかに迎える事ができました。

写真は終演後のパーティーで、ベルギー在住の世界的なヴァイオリニストであり桐朋の大先輩ですが、気さくで素晴らしい人間性の堀米ゆず子さんと。
みなとみらいホール渡壁館長を囲んで日本が世界に誇るピアニストの横山幸雄さんとデュオ・プリマ。
元旦は恒例鎌倉プリンスでの親戚一同会食会、2日は父の実家で会食会と食べてばかりいたので、大分元気になりました。
写真は編物の得意な祖母製作のマフラーをつけて、父方のいとこ大集合の図。

さまざまな問題がある社会ですが、2003年がきっと明るい未来に繋がる年になることを信じ、またそうなるように微力ながら音楽の力で頑張っていこうと思います。
今年もどうぞ宜しくお願い致します。

 
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2000/4/12はじめまして!礒 絵里子《いそ えりこ》です。
このHPが立ち上がってから早数年・・・月日の経つのは本当に早いものですね。
開設当初は、1996年から留学していたベルギーに、まだいた私ですが 、昨年からは日本に戻ってきて本格的音楽活動を始めました。
演奏の機会も増えてきて,HP見ましたと言われる事も多くなり、活動状況や私事を知って頂くのも、とても嬉しい事ですね。
益々インターネットの時代を実感する今日この頃です。

2002年はデュオプリマのCDデビューや、ソロのリサイタルを控えていて, 様々なチャレンジもしたいし、大変だけど楽しい年になりそうです。
どうぞ今後も温かい応援よろしく!!